【よくあるご質問】余った電気を売る?
太陽光発電から得られた電気を自分で使っても、昼間発電量が多く、電力需要が少ないと電気は余ってしまいますよね。この余った電気は売ることができます。
先日お客様より頂いたご質問は、
「買ってくる電気と、売る電気。契約はどうなるの?」
というものでした。
太陽光を含めた発電設備(発電家)と、需要家(電気を買う側)、並びに電気を売る事業者(電気小売事業者)等の関係は、このような図で表わされます。
*出典:RE Partners
1.買う電気(図の右側)
「電力小売事業者」から電気の供給を受けます。従来であれば、東京エリアは東京電力でしたが、電力小売り自由化により、任意の電力小売事業者と契約をして、電気を供給してもらう(買う)ことができます。
2.売る電気(図の左側)
図の左側。「売電」部分になります。固定買取制度で売電する場合には、改正FIT法により「送配電事業者」と契約をして買い取ってもらうことになります。東京エリアであれば、「東京電力パワーグリッド社」となります。
以上のように、「売る電気の契約」と、「買う電気の契約」2つが生じます。自家消費と余剰売電の場合は、左側の「住宅用」、「産業用」の発電設備と、右側の「電気をご利用の皆様」が実際には一体(同じ場所)になるわけですね。
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